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ゆちょんにでろでろ砂吐き隊。5やら3やら2について深夜トークをいつまでも。                                       最新情報も動画も画像もございません。あるのは妄想ただひとつ。

BACK SEATのビハインドストーリーが見たい見たい見たい!!!!!!!

先週、幸運にもウリオンニのお陰で京セラドームに入ることができました。

あざーーーーーーーっす!!!

もう福岡とかホント信じられません・・・・早いなーホント早い。

 

これネタバレですけど、大型ヴィジョンでBACK SEATのPVが流れますよね?そこからオープニングVCRまでの流れってめちゃめちゃカッコよくて一気にJYJの世界観に引き込まれます。鳥肌すんごい立つから。なーのーにー、コレ以降のVCRはBACK SEATと全く関係ありません。それはもう潔さを感じるレベルで関係ありません。気持ちいいくらいに関係ありません。

 

 

もっともっと引っ張ったってええやん?私全力で食いつくやん?

例えば各メンバーソロの前にショートフィルム的なBACK SEATのビハインドストーリーを大型ヴィジョンで流すのとかどう?全力で見たいがな。ポン・ジュノ監督オネシャス!そんで、PVとセットにして発売しちゃおうぜ。あ、別売りでも構わんよ?何ならメイキングも別売りで構わんよ?アコギな商売していこうや!全部買うたる!!出すもん出すから誰か作って偉い人!!!!

 

 

さて、偉い人に出会うまでに私の人生が終わりそうなので、もう私が勝手に話を作りました。オタクこわい。

さあ公式!今こそワシらから金を巻き上げるのです。絞りとるのです。

喜んで絞られたいので本当に本気で作ってください。

 

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「BACK SEAT ビハインドストーリー」

 

ーーーー2014年 ジェジュン

俺は仲間と一緒にとある仕事をしている・・・いやしていた。

コードネームは「BACK SEAT」。真っ当な人間なら一生関わりのない仕事は片っ端からやった。殺し、強盗、窃盗・・・・俺らは上の人間の指示を実行するだけの駒でしかなかったけれど、不思議と苦痛ではなかった。銃を撃つときの爽快感は嫌いじゃないし、一生使い切れないだけの金と女を手にすることができた。それに何よりそこには仲間がいた。俺の居場所だった。

 

それが突然何かの原因で・・・これを思い出そうとするといつも頭に靄がかかって記憶を中断させる。何故か思い出せないんだ。とにかく俺たちは解散した。

あとの2人はきっと表の世界で暮らしている。そして俺は今日も無償の愛を求めて女を彷徨い歩く。BACK SEATで交わすこの一瞬、俺は愛されてるって感じられるから。

 

 

ーーーー2014年 ユチョン

ジェジュン、今どうしてんだろう?ヒョンはきっと表の世界でも暮らしていけてるよな。

俺の時間はあそこで止まったままだ・・・コードネーム「BACK SEAT」。

母親を楽させたくてやってきたこの街で、俺が稼げる方法はこれしかなかった。

俺が愛しいと思う人間以外をどうこうすることに全く良心は傷まないし、興味もない。唯一後悔していることは母親に仕事を偽って仕送りを続けていること。

会ってしまったらボロが出そうで、世界で一番大切な人にずっと会えないでいる。

その隙間を埋めたくて今日もBACK SEATで一時の安らぎを得る。女は柔らかくて甘くていい匂いがするから好き。ねえもっと俺のこと包んでよ。

もう一生分の金は稼いだはずなのに、なんで満たされない?そうだ、確かジェジュンともう一人・・・誰だっけ、思い出そうとすると頭がかち割れそうになってここから先に進めない。

上の人間の駒になるのは御免だけど、BACK SEATとして生きるのは楽しかったんだよな、俺。

金を稼ぐ為だけの仕事仲間だと割りきっていたはずだった。なのにあの頃にもどりたいなんて。いい言葉が見つからないけど、それだけじゃなかったんだって今なら思うんだ。

 

 

ーーーーXXXX年 ジュンス

僕は万華鏡のような永遠に続くトンネルの前で立ち続けている。

過去と未来、時空の歪みで出来た空間に紛れ込んじゃったんだって誰かが言っていた。

本当かどうかなんてどうでもいい。要は自分が納得できるかどうかでしょ?

時々僕みたいにこの空間に紛れ込んだ人間がこのトンネルに現れる。それがジェジュンやユチョンじゃないかってつい期待してしまうから、僕はここに立ち続けることをやめることが出来ない。バカみたいにたまに感情が抑えきれなくてここで思いのままに歌い叫ぶことがある。誰かに、いや、この二人に届けばいいのにって思いながら。

 

ここで暮らす人間には朝も昼もない。永遠に続く夜が待っているだけだ。オリエンタルな香りのする無国籍な空間は蛍光色なネオンサインに彩られていて60年代の近未来映画のようで現実感がまるでない。誰も彼もが艶やかな黒を身に纏い、女は惜しげも無くその足をさらけ出し、男はセンシュアルな出で立ちで、否が応でも僕にBACK SEATの頃を思い出させた。僕たちはグラフィカルなスーツやエキセントリックでトリッキー、ーーそれは胸元に目隠しのようなデザインが施されていたーー倒錯的な黒のスーツで仕事をすることを流儀としていた。みんな初めのうちは「狂ってる」と言って嘲笑っていたけれど、いつしかそれが僕たちの代名詞になっていた。BACK SEATは官能的なスーツで女を誑かすように仕事をすると言って。悪い気はしなかった。

 

あれから何年たったんだろう。あの2人は思い出せないでいるかもしれない。けれど僕はいつだって昨日のことのように思い出せる。僕がここに迷い込んだ日のことを。あの雪の日を。

 

 

 

ーーーー20XX年 雪の日 ジュンス

この仕事は楽勝だと思っていた。探しものを依頼主に渡すだけで報酬は莫大、引き受けない理由などどこにも無かった。今思えば気が緩んでいたとしか思えない。上手い話には裏があるって事を忘れるくらいに。

 

しんしんと降る雪の中で探しだしたモノは異空間への扉を開ける鍵。

異空間?そんなもんホントにあんのかよ。こんなもんにあんな大金かけんのか。金持ちってヤツは狂ってやがるな。僕たちは誰一人として信じていなかった。

鍵は自分の意思を持つように動き、僕たちは異空間の入り口の前に立っていた。

当たり前のように鍵を差し込んだ先は、音楽が大音量で鳴り響き男女入り乱れて踊るクラブのような場所だった。揉みくちゃにされた僕は人波をかき分けるのに必死で、気付いた時には他の2人はいなかった。2人どころか誰もいなくなっていた。目の前には三角の形をしたトンネルしか無かったし、後ろを振り返ってももう何もなかった。死んだんだと思った。でも腹も減ったし喉も乾いた。認めざるを得なかった、僕一人だけ取り残されたことを。この異次元の空間で。

 

 

 

ーーーー2014年 雪の日 ジェジュン

「ねぇ、あなた・・・・」

突然背後から女に声を掛けられた。

BACK SEATでイイコトしようっていう誘いじゃないのはすぐに分かった。この女は強い殺気を放ち、それを隠そうとしなかった。なんだ恨みか。いつ寝た女だっけ。

「『BACK SEAT』なんでしょ?」

思わず我が耳を疑った。なんでこの女は「BACK SEAT」のことを知っている?

「フフフ・・・・聞き方がマズかったわね。『BACK SEAT』だったんでしょ?」

頭を鈍器で殴られたような衝撃が走った。この女はヤバイ。関わってはいけない。

そう思うのに金縛りにあったように体が動かない。

「解散したんだって思ってる哀れな男・・・バカね。」

やっとの思いで振り向きざまに女の肩を掴もうとした瞬間、目の前がブラックアウトした。

意識が完全にシャットダウンする寸前、女の高笑いが聞こえたけれど、もうどうでも良かった。何もかもどうでもいい。

 

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目が覚めるとそこは倉庫のような建物の中だった。汽笛が鳴り響くそこは差し詰め埠頭だろうか。忙しなくサーチライトが無数に辺りを照らし出していた。先ほどまでの状況を思い出し、思わず手で体を弄ってみたけれど全くの無傷で殴られても刺されてもいなかった。ただ一つ、さっきまで着ていたはずのTシャツは消え去り、代わりに白地に幾何学模様の入ったグラフィカルなスーツを着込んでいた。何で俺がこれを着ている?これは「BACK SEAT」として仕事をする時にしか身に付けないものだったではないのか。何度も捨てようと思っても捨てられずにクローゼットの奥で眠り続けていたものじゃないのか。どうしてここにあるんだ。誰が俺にこれを着せたっていうんだ。あの女が着せたっていうのかクソッタレ。

 

ここまで一気に考えてさっきから感じていた違和感がどんどん大きくなり俺の思考をストップさせた。どうにもこうにもおかしいのだ。あの頃のスーツに似ているけれどこれはそうじゃない。俺の細胞がそう叫んでいる。その証拠にこのスーツには何の感傷も抱かなかったし、あの頃のそれより格段に上質に思えた。一体誰の思惑なんだ。罠に嵌った気がするのに、どうしたことか悪い気はしない。不思議と着ているだけで何かが始まるような高揚感に包まれた。それは「BACK SEAT」として仕事をし始めた時の感情にとても良く似ていた。

 

「ヒョン」

 

ユチョンだった。どうしてここにいるんだ?

俺、お前と会うのいつ振りなんだろうな。なのに昨日もその前も会ってたような気がするのはどうしてだ。

 

ジュンスもいるよ?いたんだよ!!俺思い出したんだ。俺らがバラバラになっちゃった時のことを。思い出せなくてずっと辛かった。ずっとずっと自分を責めてたんすよね・・・ジュンスを見つけられなかったこと。なんであの時逸れちゃったんだって。でももう忘れない。どこにいたって絶対見つけ出す。そう思って気付いたら、何でか知らないけどここにいた・・・ジェジュヒョンも?」

 

俺はどう答えていいのか分からなかった。今まで俺は俺らの意思でこの道を選択してきたと思っていたし、2人は幸せに表の世界で暮らしていると思っていたから。

もう何が正解で今どういう状況なのか全く理解できなかった。

 

「今度の仕事はデカイね?すっげーワクワクする!!『BACK SEAT』にしか出来ない案件だよ。」

 

さあ、行こうというユチョンの後ろに続きながら考えた。

俺実は死んじゃってるのかも。死後の世界ってやつかコレ。ユチョンってこんな喋り方するヤツだっけ。これは俺が生きたかった夢の中なのかもな。

でもそれがどうしたって言うんだ。この湧き上がる高揚感をどう説明する?俺は今最高に生きてるって感覚を感じている。ここ数年、女の中でしかそれを感じることができなくなっていた。そんな自分に苛立っていたんだ。俺の居場所が返ってこようとしている。「The Return Of The King」キングだなんて笑っちまうけど、今日はもうこれでいい。こういう気分なんだ。そう、今この時を楽しめるならそれでいい。それで十分じゃないか。それ以上に何を望む?

 

瞬間、俺の思考を断ち切るかのように、耳を劈くけたたましいサイレン音が辺り一帯にこだました。

「ヤベっ。ヒョン早く!こっち!!!」

俺らは力の限り走り続けた。サーチライトが照らし出す光の隙間を縫うように。

幾何学模様のスーツを着て何でこんなに全力疾走しているのかと考えるとおかしかったが、何だか全てが新鮮であの頃とも違う楽しさを肌で感じていた。

ここが何処で今が何年なんてどうでもいい。

誰かの駒じゃない、俺らの「BACK SEAT」。

3人でまた、あの危険と隣り合わせのスリルを楽しむ世界へと。

 

 

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何だこの話www

BACK SEAT のPVの二次創作とかニッチすぎるだろww

書いてる本人は楽しいですけど。

世の中にBACK SEATのPV見過ぎてこんな話を妄想したヤツがいることを、しーじぇすは把握して、プロによる正しいビハインドストーリーを一刻も早く作ってください。おねがいします。